
「海と原子力」
2025年7月23日(水)、30日(水)8:50-10:30 @TCU Shibuya PXU(東京都市大学 渋谷パクス)
1F事故以降、検討が進んできた「浮体式原子力発電」は、地震や津波の影響を緩和し、住民非難も不要とする将来の原子力発電の在り方の一つとして注目されています。また海外の海事・造船業界では、温暖化ガスを排出しない船舶用動力源として原子力への関心が高まっています。
さらに近年の温暖化の影響による北極圏の海氷減少に伴って北極海航路の開発も進められており、原子力砕氷船の再評価も行われています。米国との関税交渉では、日本が米の造船業立て直しを支援する案が浮上しており、先月末には石破総理から「北極海航路も含めた砕氷船が日本の強み」との発言もありました。
こうした動向を受け、この度、都市大・早大大学院の講義「原子炉核工学特論」枠にて「海と原子力」をテーマとした公開講座を開催することといたしました。皆様のご参加をお待ちしております。
■主催
・東京都市大学
■会場
・TCU Shibuya PXU(東京都市大学 渋谷パクス)
■ 内容
【第1回講演】
日時: 2025年7月23日(水)8:50-10:30
演題: 浮体式原子力発電の開発状況
講師: 姉川尚史氏(Advanced Float株式会社 代表取締役)
【第2回講演】
日時: 2025年7月30日(水)8:50-10:30
演題: 原子力動力船の過去・現在・未来
講師: 安達雅樹氏(国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所
海上技術安全研究所 上席研究員)
■定員
・各日70名
■参加費
・無料
■参加申込期限
・7月21日(月)17:00まで
■ 問合せ先
東京都市大学 理工学部原子力安全工学科
原子力システム研究室 小宮、高木
mailto: takaki_labo@tcu.ac.jp
参加条件や申し込みについては、下記リンクからお願いいたします。