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お知らせ
「渋谷グッドマナープロジェクト2025年度事業説明会&交流会」を開催しました(6/19)
6月19日(木)、渋谷PXUにて、渋谷未来デザイン、渋谷グッドマナープロジェクトと共催し、2025年度の渋谷グッドマナープロジェクトのアクションプランならびに路上喫煙に関する調査結果の説明会とこれに続く交流会を開催しました。 はじめに、渋谷未来デザインの熊谷多希子PRマネージャーから、渋谷グッドマナープロジェクトの説明があり、産官学の様々なステークホルダーと連携し、渋谷の身近な社会課題に関わるコミュニティの構築やステークホルダーとの共創を進めていく計画であるとの話がありました。 熊谷マネージャー による2025年渋谷グッドマナープロジェクトの説明 続いて、フィリップモリスジャパン合同会社環境開発部の脇本勝俊課長から、渋谷における喫煙課題の解決に向けた取り組み事例の紹介や各種調査の結果報告が行われました。この中で、喫煙所の認知度が低く、設置数も不足していること、モラルに欠ける人が一定数いることが課題として挙げられ、これらを解決するために、本学や渋谷未来デザインとの協働を進めていくとの話がありました。 脇本課長による調査報告 トークセッションでは、本学都市生活学科の中島伸准教授、渋谷未来デザインの金山淳吾ジェネラルプロデューサー、脇本課長が登壇し、喫煙環境の実態把握や丁寧な分析による原因把握を通じて、課題解決に向けた策を提案していくとともに、街が課題を生んでいることに目を向けていくことが重要であるとの話がありました。 左から、金山ジェネラルプロデューサー、中島准教授、脇本課長によるトークセッション 交流会では、参加者同士が積極的に言葉を交わし、渋谷区の喫煙環境の課題解決に向けてどのようなアクションを実装していくことができるのかを語り合いました。 TCU Shibuya PXUでは、今後も新たな知見や交流の場を提供するイベントを企画してまいります。今後の展開にご期待ください。
中堅・中小建設企業向け「プロジェクトマネジメントセミナー」を開催しました
6月18日(水)、渋谷PXUにて、国土交通省と共催し、中堅・中小建設企業向け「プロジェクトマネジメントセミナー」を開催しました。 全5回のうち第1回となる今回は、「プロジェクトマネジメントの基礎知識」をテーマとし、2つの講義が行われました。 冒頭の、本学都市工学科・五艘隆志准教授による本施設と講座の紹介からスタートした本講座は、第1講義では、「海外事業展開に必要なプロジェクトマネジメントの基礎知識」と題し、高知工科大学名誉教授・東京都市大学客員教授の草柳 俊二先生による講義が実施されました。なぜ今海外展開への事業展開が必要であるのか、歴史的背景も交えた解説がありました。 第2講義では、「国際建設プロジェクトの調達方式、契約形態、入札システム」と題し、 JASMOC(中堅・中小建設企業海外展開促進協議会)運営委員の傳 暁先生による講義が行われました。国際建設プロジェクトの調達方式や契約形態、入札システムに至るまで、幅広いお話がありました。 最後に、中堅・中小建設企業における海外進出の障壁や打開策などについて、活発な質疑応答が行われました。 TCU Shibuya PXUでは、今後も新たな知見や交流の場を提供するイベントを企画してまいります。今後の展開にご期待ください。
公開講座「ウェルビーイングを学ぶ場づくり・人づくり」を開催しました(6/14)
6月14日(土)、渋谷PXUにて、ウェルビーイングを実現するための力はどのように学ぶことができるのか、その学びの環境のつくり方、学びの場を作る人の増やし方などに焦点をあてた公開講座「ウェルビーイングを学ぶ場づくり・人づくり」を開催しました。 坂倉教授によるイントロダクション 本イベントでは、学ぶ場、働く場においてウェルビーイングの学びを実践する以下の方々にご登壇いただきました(順不同、敬称略)。 ・井上 亮太郎(パーソル総合研究所 上席主任研究員、慶應義塾大学大学院 特任講師)・加瀬 光太朗(世田谷区立尾山台中学校 教諭)・平 真由子(金沢工業大学 基礎教育部教職課程 准教授)・渡邊 淳司(NTTコミュニケーション科学基礎研究所 上席特別研究員)・坂倉 杏介(東京都市大学都市生活学部 教授)・渡部 理枝(東京都市大学、前世田谷区教育長)・岸川 楽(東京都市大学大学院環境情報学研究科都市生活学専攻 博士前期課程2年) イントロダクションでは、坂倉教授より、ウェルビーイングを実現するためには“コンピテンシー”が重要ではないかと提起され、本イベントの出発点となる問題意識が共有されました。インプットトークでは、渡邊上席特別研究員より、ウェルビーイングカードをはじめとしたツールが紹介されたほか、ウェルビーイングはコミュニケーションや協働によって“つくりあう”ものであり、“自分事として気がつく”ことが大切であるとのお話がありました。 渡邊上席特別研究員によるインプットトーク 事例紹介では、登壇者の方々より、様々な場におけるウェルビーイングの実践事例に関する紹介やコメントがあったほか、実際にウェルビーイングカードを体験使用し、自分が大事にしていることを参加者同士がシェアしました。 平准教授によるウェルビーイングの事例紹介 研究チームが開発したウェルビーイングツールなどの展示 参加者同士が交流したラウンドテーブルやネットワーキングでは、ウェルビーイングを実現するための力は、どのように学ぶことができるのか、また、ウェルビーイングの学びの環境はどのようにつくることができるのかを語り合いました。 TCU Shibuya PXUでは、今後も新たな知見や交流の場を提供するイベントを企画してまいります。今後の展開にご期待ください。
2025年6月6日(金)、渋谷PXUにて、存在論的デザインを学ぶ会、いまだここにないものを学ぶ会と共催し、「存在論的デザイン」にフォーカスを当てた、「いまだそこにないもの」に「知」としての価値を見出していくイベントを開催しました。 第1部では、立命館大学の上平崇仁先生から存在論的デザインアプローチの実践に向けてのキーワードや取り組みが紹介され、活発な質疑応答が行われました。第2部では、北海道大学大学院の池原優斗さんから「いまだここにないものを学ぶ会」について、東京大学の津久井(香川)文さんから「状況に埋め込まれた学習:正統的周辺参加」について、北海道大学大学院の吉行ゆきのさんから「非同意性表現の受容と可能性」について、話題提供があり、活発な意見交換が行われました。 渋谷PXUは、今後も新たな知見や交流の場を提供するイベントを企画してまいります。今後の展開にご期待ください。