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お知らせ
中堅・中小建設企業向け「プロジェクトマネジメントセミナー(第4回)」を開催しました(10/27)
10月27日(月)、TCU Shibuya PXU(東京都市大学 渋谷パクス)にて、国土交通省と共催し、中堅・中小建設企業向け「プロジェクトマネジメントセミナー(第4回)」を開催しました。 全5回のうち第4回となる今回は、「プロジェクトアドミニストレーション」をテーマとし、2つの講義が行われました。 開催に先立ち、東京都市大学准教授の五艘 隆志准教授より、会場のTCU Shibuya PXUについて紹介がありました。 五艘准教授によるTCU Shibuya PXUの紹介 はじめに、「治安管理、安全管理、医療管理等に関する基礎知識と実践論」と題し、JASMOC(中堅・中小建設企業海外展開促進協議会)運営委員の傳 暁先生による講義が実施されました。 本講義では、プロジェクトアドミニストレーション(PA)について解説がありました。特に、海外プロジェクトでは治安や医療環境が日本とは異なるため、状況を理解し適切な準備を行うことの重要性が強調されました。 傳先生による講義 続いて、「海外プロジェクトの労務・人事管理」と題し、高知工科大学名誉教授・東京都市大学客員教授の草柳 俊二先生による講義が行われました。 日本の企業では、海外プロジェクトで得た経験を組織全体に蓄積する仕組みが十分に整備されておらず、それが今後の競争力向上に向けた課題であるとの見解が示されました。さらに、労務管理のシステム化や透明性を高める取り組みが、今後のプロジェクト成功に向けての鍵であると述べられました。 草柳先生による講義 最後に、講義内容に関して活発な質疑応答が行われました。 TCU Shibuya PXUでは、今後も新たな知見や交流の場を提供するイベントを企画してまいります。今後の展開にご期待ください。
シンポジウム「混沌の時代における叡智と共創によるビジネス・組織・社会デザインへのアプローチ」を開催しました(10/20)
10月20日(月)、TCU Shibuya PXU(東京都市大学渋谷パクス)にて、一般社団法人グリーンCPS協議会と共催し、シンポジウム「混沌の時代における叡智と共創によるビジネス・組織・社会デザインへのアプローチ」を開催しました。 開会に際して、一般社団法人グリーンCPS協議会理事長で東京都市大学教授の中村 昌弘氏より、挨拶がありました。一般社団法人グリーンCPS協議会のこれまでの活動と、国内外の連携の広がりについて紹介されたほか、シンポジウムのテーマに基づき、非連続的な未来を創造する重要性について述べられました。 続いて、東京都市大学の野城 智也学長より、「木造建築の継手仕口から」と題した基調講演がありました。 日本の木造建築における継手・仕口技術を切り口に、暗黙知の継承とデジタル技術の進化について述べられました。建築分野における技術革新や情報共有の課題が紹介され、特にRobust TechnologyとFragile Technologyの概念の解説を通じて、技術の安定性と継承の重要性が示されました。また、BIM(Building Information Modeling)などの最新技術に触れつつ、建築における多様な視点の統合が今後の課題であると締めくくられました。 続いて、「暗黙のナレッジを形式知化するCollective Wisdom構想と普及活動~ポスト生成AI時代へ向け、集合知の形成を通じてヒトの存在価値を再定義する~」をテーマとしたセッション1では、以下の4名が登壇しました。・一般社団法人グリーンCPS協議会理事長・東京都市大学教授 中村 昌弘 氏・東京大学 梅田 靖 教授・法政大学 福田 好朗 名誉教授・早稲田大学 髙田 祥三 名誉教授 講演とパネルディスカッションで構成された本セッションでは、一般社団法人グリーンCPS協議会が、日本のものづくりの強みである現場の暗黙知を形式知化し、非専門家でも、専門家の知識を活用して一定の成果を出せるようにする仕組みづくりに取り組んでいることが紹介されました。また、暗黙知を体系化し、未来の競争力に繋げる可能性について、意見交換が行われました。 続いて、「産学 異種の対話と共創から生み出すイノベーション」をテーマとしたセッション2では、以下の5名が登壇しました。・東京都市大学 大久保 寛基 教授・東京都市大学 鶴田 靖人 特別教授・株式会社グーフ 岡本 幸憲 代表取締役・エバンジェリスタ・ビジネスシステムサービス株式会社 志村 健二 社長・KPMGコンサルティング株式会社 黒木 真人 パートナー 本セッションでは、産学連携によるイノベーションの創出や、リカレント教育を含む人材育成の方法が取り上げられました。社会人と大学の交流拠点であるTCU Shibuya PXUのビジョンとして、渋谷をイノベーションディストリクトにする構想が示されました。また、印刷業界における人材育成の課題が紹介され、産学連携による教育の必要性が提示されました。学生の自由な発想と企業の知見を融合させる取り組みとして、インターンシップの事例も紹介されました。 さらに、産学連携による実践的な教育の可能性が示され、学生が産業構造やビジネスモデルを理解するための教育や、社会人のリカレント教育による組織変革の重要性が強調されました。インターンシップや企業との連携が、人材育成の鍵であることが語られました。 「GX/DX人材育成が加速する業務革新と価値創造、共創による地域・グローバル展開」と題したセッション3では、以下の5名が登壇しました。・一般社団法人グリーンCPS協議会 近藤 真人 氏・早稲田大学 伊坪 徳宏 教授・株式会社兎ッ兎ワイナリー 野口 涼 氏・宝ホールディングス株式会社 山﨑 耕太 氏・石川県商工労働部 出雲 守 氏また、以下の2名はビデオメッセージでの参加となりました。・タマサート大学 Dr. Chawalit Jeenanunta・ASTRAtech Mr. Henri Paul 本セッションは、企業、地方自治体、ASEAN諸国などを巻き込んだ人材育成と脱炭素活動を中心に展開されました。 企業や地方自治体によるサスティナビリティ推進や、DX/GX人材育成のための活動に関して、鳥取県のワイナリーの持続可能なワイン生産や、ASEAN諸国における脱炭素活動など複数の事例が紹介されました。最後に、企業内展開、企業間連携、地方行政施策をベースとした地域展開、そしてASEANを中心としたグローバル展開に向けた提言が示され、共創による価値創造の可能性についてまとめられました。 シンポジウム終了後に実施したネットワーキングセッションでは、参加者同士が活発に意見交換を行いました。 TCU Shibuya PXUでは、今後も新たな知見や交流の場を提供するイベントを企画してまいります。今後の展開にご期待ください。
2025年9月16日(火)、TCU Shibuya PXU(東京都市大学 渋谷パクス)にて「水素社会研究会キックオフセミナー」を開催しました。この度、本学において発足した水素社会研究会は、水素を軸とした脱炭素社会の構築に向けて、技術・政策・社会の三位一体による実践的な議論と協働を目的として、産官学民の多様なステークホルダーが連携し、社会実装に向けた取り組みを推進していくことを目指しています。
9月22日(月)、TCU Shibuya PXU(東京都市大学渋谷パクス)にて、第11回美食地政学サロンを開催しました。 最初に、東北大学の松八重 一代教授より、開会挨拶がありました。 続いて、「生き方を問い直す ~フィッシャー・アンド・〇〇~」と題し、志賀町漁業協同組合 監事/滋賀県漁業協同組合連合青壮年会 代表監事/フィッシャーアーキテクト 代表の駒井 健也氏による講演があり、環境の変化に適応したライフスタイルを実現するために、漁師としての経験を通じ、地域の文化や食を守りながら行動変容を促す取り組みについてのお話がありました。 また、琵琶湖の漁業が直面する高齢化や漁獲量減少などの課題解決のための、漁業体験や加工品開発、アートとの融合を通じた普及活動などの実例が数多く紹介されました。未来への提案として、「琵琶湖日記」や地域連携を進めることで、次世代に地域の魅力を伝える仕組みを構築する必要性についても語られました。 その後、駒井氏と東京都市大学環境学部の古川 柳蔵教授による総合討論が行われ、駒井氏の講演の内容についてさらに掘り下げた議論が展開されました。 漁師としての経験を通じた地域との接点作りに関するお話があったほか、アーティストとの連携活動などについて紹介があり、資金面や運営体制の面で課題を抱えているとの説明がありました。 参加者からの質問も多く寄せられ、インバウンド需要や生産者と企業の連携による地域活性化の可能性について、意見が交わされました。 最後に、東北大学の三橋 正枝特任助教より、閉会挨拶がありました。 プログラム終了後に実施した意見交換会では、参加者同士が交流を深めるとともに、積極的な意見の共有を行いました。 TCU Shibuya PXUでは、今後も新たな知見や交流の場を提供するイベントを企画してまいります。今後の展開にご期待ください。
Sustainable Urban Management プレイベントを開催しました(9/10)
9月10日(水)、TCU Shibuya PXU(東京都市大学渋谷パクス)にて、Sustainable Urban Management コースのプレイベントを開催しました。 オープニングでは、本学渋谷PXUセンターの川邉 雄司准教授より、開会挨拶と本イベントの趣旨説明がありました。 セッション1では、「市民参加型DXが実現する新しい民主主義と都市経営」と題し、株式会社Liquitous 代表取締役CEO 栗本 拓幸氏による講演があり、今後の行政・街づくりでは、従来のような一方通行ではなく、市民との対話のもとで進めることが重要であるとのお話がありました。また、デジタルプラットフォーム「Liqlid」の紹介では、このツールを活用して市民の声を収集・分析し、政策形成のプロセスを革新して、一人ひとりが影響力を発揮できる社会を目指すことの意義が語られました。 セッション2では、「モビリティ革命が創る都市の新しい可能性」と題し、株式会社Luup 代表取締役CEO 岡井 大輝氏による講演がありました。LUUPの活用により、駅から離れた場所でも豊かに暮らせる街づくりが可能となることの事例紹介や、安全対策の取り組みに関する説明の後、LUUPが地域の利便性や活性化に寄与することで、”街じゅうを「駅前化」するインフラを作る”をミッションに、今後も快適な暮らしを支えるための取り組みを進めていくという考えが述べられました。 セッション3では、「観光・エリアマネジメントから見る持続可能な都市づくり」と題し、渋谷区観光協会理事長 金山 淳吾氏による講演がありました。金山氏は、渋谷を「メディアシティ」として捉え、新しい文化を創造する街づくりを目指していると語られ、取り組みの具体例として、防災意識向上のためのエンタメ型プロジェクトなどを紹介されました。また、「創像力」を育むことで未来の社会をデザインする意識を持つことが大切だと述べられました。 最後に、東京都市大学都市生活学部の宇都 正哲教授より、「Sustainable Urban Management コース」の紹介として、人口減少や都市の変化を背景に、日本の持続可能な未来を実現するための新たな挑戦が必要であること、本コースでは、都市計画、法制、金融を軸に、多様な専門家が講義を行い、都市のDXやエリアマネジメントといったテーマを通じて、政策やビジネスの変革を探求する内容となっていることの説明があり、変化と挑戦をキーワードに、未来の社会をリードする人材育成を目指していると語られました。 プログラム終了後に実施したネットワーキングでは、参加者同士が交流を深めるとともに、都市の課題解決に向けた議論がそこここで交わされました。 TCU Shibuya PXUでは、今後も新たな知見や交流の場を提供するイベントを企画してまいります。今後の展開にご期待ください。 Sustainable Urban Managementコースの詳細については、こちらからご確認ください。
中堅・中小建設企業向け「プロジェクトマネジメントセミナー(第3回)」を開催しました(9/4)
9月4日(木)、TCU Shibuya PXU(東京都市大学 渋谷パクス)にて、国土交通省と共催し、中堅・中小建設企業向け「プロジェクトマネジメントセミナー(第3回)」を開催しました。 全5回のうち第3回となる今回は、「プロジェクトマネジメントシステムと人材育成」をテーマとし、2つの講義が行われました。 初めに、「プロジェクトマネジメントシステムに関する基礎知識」と題し、JASMOC(中堅・中小建設企業海外展開促進協議会)運営委員の傳 暁先生による講義が実施されました。日本と海外のマネジメントの違いや、マネジメントシステムの構築方法といった重要な観点について、解説がありました。 続いて、「海外事業展開に必要な人材育成」と題し、高知工科大学名誉教授・東京都市大学客員教授の草柳 俊二先生による講義が行われました。海外プロジェクト成功の鍵として、人材育成の重要性や、プロジェクトの成否が人材の質によって左右される点についてお話がありました。また、日本の建設産業の効率的なシステムと海外市場の違いを認識し、それをローカルスタッフの育成へ活かすことの重要性について説明がありました。 最後に、講義内容に関して活発な質疑応答が行われました。 TCU Shibuya PXUでは、今後も新たな知見や交流の場を提供するイベントを企画してまいります。今後の展開にご期待ください。
SXトラック「住み続けられるまちづくり(政策編)~SDGs自発的国家レビュー(VNR)とHLPFの視点から考える~」を開催しました(7/30)
7月30日(水)、TCU Shibuya PXU(東京都市大学渋谷パクス)にて、SXトラック「住み続けられるまちづくり(政策編)~SDGs自発的国家レビュー(VNR)とHLPFの視点から考える~」を開催しました。 オープニングでは、本学の坂井文副学長より、渋谷PXUにてSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けたイノベーティブな議論が展開することを期待しているとの挨拶がありました。続く導入プレゼンでは、本学学長補佐の佐藤真久教授より、SXトラックの開催趣旨及び全体構成の説明と登壇者の紹介がありました。 坂井副学長による開催挨拶 佐藤教授による導入プレゼン セッションでは、初めに慶應義塾大学 教授/SDSN JAPAN 議長の蟹江憲史氏より、日本や国際社会におけるSDGsの達成状況やその評価等に関する情報提供がありました。蟹江氏からは、気候変動や貧困、生物多様性などの様々な課題が連関する現在において、SDGsは先へ行くための道標として捉えていくことが適切であること、レビューを踏まえて次のステップへ進むためにはイノベーションによるトランスフォーメーションを起こしていくことが非常に重要であるとの話がありました。続いて、外務省国際協力局地球規模課題総括課の伏見奈々氏より、日本におけるSDGsの取り組み状況や自発的国家レビュー(VNR)に関する情報提供がありました。伏見氏からは、政府は社会課題を解決することそのものを成長のエンジンとして位置付け、だれ一人取り残さない社会の実現を目指しているとの説明がありました。 セッションにおける伏見氏からの情報提供 クロストークでは、会場の参加者から寄せられたコメントや質問を受けて、蟹江氏からは、連関する課題を同時解決し、シナジーを促していくことや「場の力」を最大限に活かしていくことの重要性について言及がありました。伏見氏からは、VNRをつくるということが「横の繋がり」を生み出していく契機になるとのコメントがありました。 参加者のコメントをもとにした蟹江氏と佐藤教授によるクロストーク 参加者からの質問への伏見氏によるコメント クロージングでは、佐藤教授より、価値共創型の社会を生み出していくためには越境コミュニケーションを行うことが重要ではないかとの提起があり、渋谷で越境コミュニケーションを行うことの意義について蟹江氏と伏見氏から前向きなコメントがありました。また、佐藤教授より、今後は「人間の生存」「人間の成長」「社会の成長」「社会の存続」の切り口の中で、政策論や経営論、ライフスタイル・地域づくりの視点から継続的に議論を展開していくとの話がありました。 登壇者と参加者による集合写真 プログラム終了後に実施したネットワーキングでは、参加者同士が交流を深めるとともに、SDGsの達成や持続可能な社会の構築に向けた意見を交換いたしました。 TCU Shibuya PXUでは、今後も新たな知見や交流の場を提供するイベントを企画してまいります。今後の展開にご期待ください。
7月23日(水)と30日(水)の2日間、TCU Shibuya PXU(東京都市大学 渋谷パクス)にて、公開講座「海と原子力」を開催しました。 高木教授による趣旨説明・講演 当日は、本学の高木直行教授より本公開講座の趣旨説明や背景情報の共有が行われたのち、専門家による海と原子力をテーマとした講演や参加者とのディスカッションが行われました。 姉川氏による講演の様子 7月23日(水)は、Advanced Float株式会社代表取締役の姉川尚史氏が登壇し、「浮体式原子力発電の開発状況」と題した講演を行いました。姉川氏からは、東日本大震災発生に伴う福島第一原子力発電所の事故について事例紹介があったのち、発電所の事故の概要とそこから学んだ教訓につづいて、浮体式原子力発電の開発状況や課題について解説が行われました。 安達氏による講演の様子 7月30日(水)は、国立研究開発法人海上・港湾・航空技術海上技術安全研究所上席研究員の安達雅樹氏が登壇し、「原子力動力船の過去・現在・未来」と題した講演を行いました。安達氏からは、原子力動力船を巡る世界的な動向について、過去の実績や現状の運航に関するルール制定のプロセス、経済的運行の実現に焦点を当てた解説が行われました。 安達上席研究員と参加者によるディスカッションの様子 登壇者による基調講演後は、講演内容を受けた会場の参加者からのコメントが多く寄せられたほか、登壇者と参加者によるディスカッションが活発に行われました。 TCU Shibuya PXUでは、今後も新たな知見や交流の場を提供するイベントを企画してまいります。今後の展開にご期待ください。
中堅・中小建設企業向け「プロジェクトマネジメントセミナー(第2回)」を開催しました
7月28日(月)、渋谷PXUにて、国土交通省と共催し、中堅・中小建設企業向け「プロジェクトマネジメントセミナー(第2回)」を開催しました。 全5回のうち第2回となる今回は、「海外事業展開に必要な契約管理とプロジェクトマネジメント」をテーマとし、2つの講義が行われました。 初めに、「海外工事の標準請負契約約款に関する基礎知識と留意点」と題し、高知工科大学名誉教授・東京都市大学客員教授の草柳 俊二先生による講義が実施されました。中堅・中小企業が海外展開を行う際に重要となる、国際契約約款に関する基礎的な知識について、解説がありました。 続いて、「海外建設プロジェクトの工程管理とコスト管理」と題し、東京都市大学准教授の五艘 隆志先生による講義が行われました。現在開催中の大阪・関西万博の工程管理問題の例を交えながら、工程管理の重要性や管理能力向上の具体策について、幅広い内容の講義がありました。 最後に、講義内容に関して活発な質疑応答が行われました。 TCU Shibuya PXUでは、今後も新たな知見や交流の場を提供するイベントを企画してまいります。今後の展開にご期待ください。
公開講座「ウェルビーイングを学ぶ場づくり・人づくり Vol. 2 〜実践講座編〜」を開催しました(7/27)
7月26日(土)、渋谷PXUにて、ウェルビーイングを学び、さまざまな場面で生かすために役立つ実践的な公開講座「ウェルビーイングを学ぶ場づくり・人づくり Vol. 2 〜実践講座編〜」を開催しました。 坂倉教授によるイントロダクション 本イベントでは、学ぶ場、働く場においてウェルビーイングの学びを実践する以下の方々にご登壇、ワークショップを運営いただきました(順不同、敬称略)。 ・井上 亮太郎(パーソル総合研究所 上席主任研究員、慶應義塾大学大学院 特任講師)・加瀬 光太朗(世田谷区立尾山台中学校 教諭)・平 真由子(金沢工業大学教職課程基礎教育部教職課程 准教授)・渡邊 淳司(NTTコミュニケーション科学基礎研究所 上席特別研究員)・坂倉 杏介(東京都市大学都市生活学部 教授)・渡部 理枝(学校法人五島育英会理事・総合企画局専門主幹、前世田谷区教育長)・岸川 楽(東京都市大学大学院環境情報学研究科都市生活学専攻 博士前期課程2年) イントロダクションでは、坂倉教授より、公開講座のねらいや当日のプログラムについて説明がありました。また、井上上席主任研究員より、職業生活における「ウェルビーイング・クラフティングモデル」 が紹介され、働く幸せを実感することで、ウェルビーイングに関する価値観の醸成や工夫・アイデアの創出へと循環していくといった視点が共有されました。その後、3つの分科会「わたしたちのウェルビーイングカード実践講座」「実践ゼミ こんな『ウェルビーイングな場』をつくりたい!」「マイウェルビーイングビブリオバトル!?」に分かれて、ワークショップを実施いたしました。 分科会「わたしたちのウェルビーイングカード実践講座」の様子 分科会「実践ゼミ こんな『ウェルビーイングな場』をつくりたい!」の様子 分科会「マイウェルビーイングビブリオバトル!?」の様子 分科会後に実施したラウンドテーブルやネットワーキングでは、ウェルビーイングを実現するための力をどのように学ぶことができるのか、また、ウェルビーイングの学びの環境はどのようにつくることができるのかについて、参加者が意見を交換いたしました。 参加者が交流するラウンドテーブルの様子 TCU Shibuya PXUでは、今後も新たな知見や交流の場を提供するイベントを企画してまいります。今後の展開にご期待ください。