11月12日(水)から17日(月)まで、TCU Shibuya PXU(東京都市大学 渋谷パクス)にて、「廃材から描く展2025」を開催しました。
本展覧会は、キャンピングカーで全国を巡りながら、各地で集めた廃材や自然素材を絵の具に変えて創作活動を行うアーティスト 田村綾海 氏(本学総合研究所 特別研究員)の作品を展示したものです。
海洋ゴミや線香などの廃材を活用して描かれたユニークな絵画が並び、来場者の目を引きつけました。




平面の絵画作品のみならず、全国で集めた素材や、シルクスクリーンを用いた立体的なインスタレーション作品も展示されました。


場内では、焼き物のかけらや鹿の角など、様々な地域の顔料が入った絵の具作りキットのガチャを回すことができ、実際に使用して絵を描けるスペースも設けられました。

また、琵琶湖のシーグラスで作られたアクセサリーや、鹿のジャーキーなど、作品にゆかりのある品物の頒布も行われました。

なお、田村氏は本学の特別研究員であり、今回の展覧会ではアンケート調査が実施されました。取得したデータは、行動変容に関する研究に役立てられます。
TCU Shibuya PXUでは、今後も新たな知見や交流の場を提供するイベントを企画してまいります。今後の展開にご期待ください。